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小田 隆 個展
-生命の宿りしものたち 3-

2024/2/10(土)~2/25(日)
​11:00~18:00(最終日16:00)
作家在廊日:10(土)、25(日)

 

「―生命の宿りしものたち3 ― 小田 隆 展  」三回目の開催となります

動物、人体のモチーフを中心に油彩、水彩、アクリル、鉛筆など多様な素材で表現します

美術解剖学をベースとしたアナトミー表現による人体や動物作品の数々やミニ額縁を使った多くの小品作品を出品予定です

小田 隆 個展
-生命の宿りしものたち 3-
​◇クリックしてご覧ください

『小田 隆 個展-命の宿りしものたち 3-』

----- 以前にも書いたが、私にとって生物を描くことは「生命」を描くことと同義である。今生 きている現生種だけではなく、絶滅した生物も数多く描いてきた。ただし、その多くはサイ エンスイラストレーションとして描いたもので、研究者との共同作業によって制作された ものだった。

今回、DM の作品になっているスミロドンは絶滅した大型ネコ科の一種だが、 原寸の油彩で描くことで、これまでのイラストレーションとは一線を画す表現となってい る。資料は数多く使っているが研究者との共同作業ではなく、作家単独で制作している点 も、従来とは違った行程となっている。 絶滅した脊椎動物を描くには化石として残された骨格を基にするしかないが、現生種であ っても骨格と解剖学は、絵画制作において非常に重要な要素である。
イリエワニの油彩とモノクロスケッチの作品は、オーストラリアに住むワニの研究者から 提供しても
らった写真が基となっている。日々、野生のワニの生態の調査をフィールドワー クしている研究者の写真は、ありのままのワニの姿を写しとっていて、実際にそこにいない 私の眼にも現実のように迫ってくる。その迫力を絵画を通して表現できているか、写真から だけでも再現できるのか、そういった点に主眼を置いた作品である。

Animal Anatomy のシリーズは、動物を解剖した経験を基に制作している。実際に解剖する ことで、骨格だけでなく毛皮、皮膚、脂肪、筋肉、内臓などの組織を触り、視覚だけでなく 質感や構造を手の感触として記憶していくことができる。まだ記録画のような表現形態で はあるが、将来的には絵画としての構造の強度を増し、解剖の様子の臨場感を残しながらも より魅力的な画面作りを目指していきたいと考えている。 今回はミニ額縁を中心とした小品も多く準備し、手に取ってもらいやすい作品を多く揃え ていく予定である。
------ 2020 年 2 月に開催した個展『命のやどりしものたち 2』から、4 年ぶりの開催となります。 ご高覧いただければ幸いです。
   2024 年 2
月      小田 隆

小田 隆   


《略 歴》

1969年 三重県に生まれる

1995年 東京藝術大学美術研究科修士課程修了(油画と壁画を専攻)

1996年 この年に恐竜の化石の組み立てに参加したことから、復元画の制作を始める

1995年~現在 個展 グループ展を多数開催

1998年~現在 博物館のグラフィック展示、図鑑の復元画、絵本など多数制作幅広い古生物学者たちとの交流の中で、科学的に資料に支えられるとともに、オリジナリティに富んだ作品群を生みだしつづけている

著書に『うつくしい美術解剖図』(玄光社)など

 

京都精華大学
マンガ学部マンガ学科キャラクターデザインコース 教授

 

http://www.studio-corvo.com/

Twitter:@studiocorvo

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