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Shimada  Kazuko
島田加寿子展
2025.12/4(木)~21(日)
11:00~18:00(最終日16時)
休廊日:火・水 曜日  

作家在廊日/初日・毎週土・日
在廊時間:11:30~16:30

 
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◆ごあいさつ

 愛知県に住んでいる私は、2018 年から、岐阜市にある岐阜聖徳大学附属 中学校に美術教師として勤めるようになり、岐阜で多くの出会いに恵まれま した。そして縁あって、2021年に、「ギャラリーマナンティアル(ギャラリ ーいまじん2F)」での個展、今回2025年12月に、この「ギャラリーいま じん」においても個展をさせていただくことになりました。心より感謝申し 上げます。

 2025 年の今、数年前までのコロナ禍を、また、諸外国の戦争も他人事の ように、今はもう忘れてしまったかのような平穏な日々を私達は送っていま す。

私は、「不条理に突然普通の生活が奪われた、あの苦しかった頃を忘れな い」という思いと、そのコロナ禍の時に感じた「諸行無常」、世の中のあら ゆるものは絶えず変化し、同じ形をとどめない…。「人間が人間でないもの になっていく、怖い現代社会の一面」を象徴的に描こうと思いました。

 今回の個展でのテーマは、「うたかた」、(生きているものは、同じかたち をとどめず、いつか泡のように消えていく)です。 2023 年の個展からのテーマ「諸行無常」に引き続き、世の中のあらゆる ものは絶えず変化し、同じ形をとどめない…。」を泡の形を取り入れた新作 を中心に描きました。

私は、作品を制作する前に、無数のセミの抜け殻を組み合わせて、実際 に三次元立体の造形物を創ってみてから、それを絵画や版画に描き起こし 作品にします。

 作品は大きく分けて、「泡とセミの抜け殻を組み合わせた作品群」と「羽 化直前のセミの幼虫など昆虫に祟られ、取り込まれた人間や動物の顔が随 所に現れる作品群」で、半具象の抽象絵画というような作品を描きまし た。

 私の作品から、心の中に潜んでいる得体のしれない不条理な世界を感じて 頂ければ幸いです。今後も個展を中心に、発表の場を広げていきたいと思っ ております。

 企画していただいた宇佐美様、そして御来廊いただいた皆様に心より感謝 いたしております。 ありがとうございました。

  12 月吉日  島田加寿子

 

島 田   加 寿 子

SHIMADA KAZUKO

◆略  歴

 

1980年 愛知県立芸術大学美術学部油画専攻(笠井教室)卒業

1995年 個展(ギャラリー彩・名古屋)以後13回開催

2015年 日本選抜台湾美術展(台湾・台北市)

2018年 名古屋市・ランス市姉妹都市提携記念展(フランス・ランス市)

2019年 日中現代美術交流展(愛知県美術館)、

2020年 個展(ギャラリー&カフェ204)岐阜

2021年 第38回 吉井淳二記念大賞展入選

    第8回 山本鼎版画大賞展入選

    個展(光画廊)東京銀座

    個展(ギャラリーマナンティアル)岐阜

2022年 第39回 吉井淳二記念大賞展入選

    第3回丹波アート・コンペテイション 奨励賞受賞

    第21回 南島原市セミナリヨ現代版画展 長崎県知事賞受賞

      第2回 世界ねこアートコンクール展 大賞受賞

2023年 第40回 吉井淳二記念大賞展 都城市市長賞受賞

    第4回 丹波アート・コンペテイション 入選

    第3回 世界ねこアートコンクール展 審査委員賞受賞

    個展(うしお画廊)東京銀座

2024年 第41回 吉井淳二記念大賞展 特別賞受賞

    第5回 丹波アート・コンペテイション 入選

    第4回 世界ねこアートコンクール展 準大賞受賞

    第9回 山本鼎版画大賞展入選

    第1回 台湾・日本友好選抜版画展(台北)

2025年 第42回 吉井淳二記念大賞展 奨励賞受賞

    第6回 丹波アート・コンペテイション 奨励賞受賞

    第5回 世界ねこアートコンクール展 奨励賞受賞

    第6回 ぎふ美術展 奨励賞受賞

   

  現在

  社団法人日本美術家連盟会員

  愛知芸術文化協会(ANET)会員

  美術家集団 ポン・デ・ザール会員

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