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森克彦彫刻展
​​~記憶のよびつぎ~
4年振り​3回目の個展開催です
◆​木彫・絵画約30点展示いたしました

「里山の記憶」640×560×500㎜
「よびつぎ景Ⅱ」欅・杉・雑木  215×410×90㎜
「よびつぎ景Ⅰ」楠・ブビンガ・雑木  430×350×120㎜

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森克彦彫刻展
​​~記憶のよびつぎ~ 

2023/4/1(土)~17(月)
11:00~18:00/最終日16:00
休廊:火・水曜日
駐車場 8台(3軒東)

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ー ​4月休廊 ー

森克彦彫刻展
~記憶のよびつぎ 
2023/4/1(土)~17(月)
​11:00~18:00/最終日16:00
休廊火・水曜日
駐車場 8台(3軒東)

 

「よびつぎ傭Ⅰ」杉・雑木・石  580×370×170㎜
「よびつぎ景Ⅲ」杉・雑木   460×150×60㎜
-DM作品-「ConstructionⅡ」楠・欅 580×370×170㎜
construction:構築
「よびつぎ傭Ⅱ」雑木・杉  400×490×170㎜
「ConstructionⅢ」楠・欅・檜  530×340×135㎜
「ConstructionⅠ」楠・欅・檜 390×200×130㎜

 記憶のよびつぎ-

森克彦彫刻展開催について

 

 4年振り3回目の個展開催となります。

まず、作品の素材について作家から聞いたことをご紹介します。

自然の造形に魅せられて​、山中や河川敷へ行くと、落ちている流木、雑木が「拾って~」と、呼んでいるようで、複数のリュックサックいっぱいに詰めて帰る。異なる場所で拾った素材の声を聞きながら、組み合わせてみると形が現れてくる。あるがままの自然の姿を受け入れて、元々あったようにつなぎ合わせる。素材が造形して欲しいと呼んでいるようで、最小限の手を入れて、作家の「神業」ともいえる彫刻作品が仕上がります。(五神迦楼羅の話から)

 白洲正子さんの書籍で「よびつぎ」(割れた陶器の破片を集めて一つの完成品に仕上げる技法)という言葉に出会い、語感の美しさに惹かれ、作家の輪廻感と結びつき、テーマ「記憶のよびつぎ」としました。

 作家は、表現方法も幾多の変遷を経てきましたが、作品の根幹には常に輪廻感があったように思います。偶さか出逢った木々の声を聞き、それらを呼ばれるように寄せて一つの真理に到達する。偶然を必然へと昇華させる「よびつぎ」の作業に他ならなかった。(2016年ご挨拶文より)

 

 作品を眺めていると、私には小さな宇宙の一片に観え、極めてシンプルで丸みをおびた美しいフォルムの作品、一つ一つが語りかけて来るように感じます。

 ぜひ、この機会に森の作品と出会い、何かを感じていただければ幸いです。

 

​  2023年4月吉日 

   ギャラリーいまじん  宇佐美 直子

​「里山の記憶」
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